飯島は“アルプス望む花畑” ポピーを試験栽培

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官民協働で飯島町の地域資源を売り出す任意組織「飯島町営業部」は、中央、南の両アルプスを背景に広がる花畑を整備し、新たな観光資源として誘客を図る「アルプスのお花畑構想」に本格着手した。手始めに今年はポピーの試験栽培をするため27日、同町飯島上ノ原の総合交流拠点施設「アグリネーチャーいいじま」北側の農地で種まき作業を行った。

構想は下平洋一町長が掲げる公約で、町が重点施策の3本柱の一つとする「『儲かる飯島町』へのチャレンジ」の一環。両アルプスを望むことができる自然豊かな町を舞台に、花畑で都市部からの誘客を目指すため、同営業部の花部会(小林千晃部長、17人)が中心となって進めている。

試験栽培は「構想を実現させたい」と声を上げた同町飯島岩間の住民有志の協力もあり、昨年6月から準備を始めた。植え替えや草取りが面倒という球根類に比べ、省力栽培が見込めるポピーを植えることになった。昨年夏には伊那谷では先進地である下伊那郡喬木村を視察した。

農地は同施設が管理する2500平方メートルを借りた。事前に土手草を刈り、土を起こしておき、この日は部会員ら約20人が赤と白、黄の品種計200万粒を散粒機でまいた。栽培を指導するJA上伊那の担当者によると、開花は6月ごろで、営業部では管理する中で適性を見極めるという。

住民有志の一人で部会員の羽生力雄さん(78)=岩間=は「さらに農地を広げて飯島を花の町にしたい」と期待。洋蘭園を営んでいる小林部長(55)=同=は「試験栽培はポピー以外も考えている。花を使って、ほかにも違った地域おこしができないか検討していきたい」と話している。

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