御射山神社御柱祭 松川、中川、飯島4地区

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御射山神社(下伊那郡松川町上片桐)の第50回御柱祭で一~四の柱を建てる松川町上片桐、中川村葛島、同村片桐、飯島町七久保の4地区は20日、山出し祭を行った。それぞれ威勢良く曳行し、最終的には安置所のある松川町上片桐の道路沿いに集め、4月2日の大祭を迎える準備を整えた。

■葛島区 
 葛島区では曳き子180人を含む約350人が参加。葛北公会堂から延寿院まで約700メートルを曳行した。御用木は公会堂と公会堂横に育つ桜の木との狭い隙間から村道へ出す必要があり、てこ方と曳き子は息を合わせた連携で曳き綱を動かし、見事に木を村道へと曳き出した。途中のT字路ではてこ方が上手に木の向きを変え、周囲からは歓声が飛んだ。宰領の久保田和雄さん(69)は「順調な曳行で氏子衆に感謝したい」と話した。

■片桐区 
 片桐区では曳き子480人を含む住民約850人が参加。横前地区の横前集会場から小平地区の白山神社まで約2・7キロ間を曳行した。午前9時の曳き出しでは、地元の子どもたちも曳き綱を握り、御用木を少しずつ動かした。曳行途中では高さ約10メートルの土手から木落としを行い、氏子衆は曳き綱を片手に休耕田内を全力で駆け抜けた。宰領の桃澤傳さん(58)は「皆さんのおかげで無事に曳行ができてよかった」と話していた。

■七久保地区 
 七久保地区では、氏子や見物客ら約500人が参加し、昨年11月に町有林で切り出した長さ約12メートル、目通り2・4メートルのモミの木を曳行した。50回記念として千人塚公園から曳き出すルートで初実施。高さ1~4メートルある五つ以上の土手が続く「段々落とし」の見せ場では、木遣りを合図にてこ衆や曳き子が「よいさっ」と息を合わせた。同地区祭典委員長の伊藤護夫さん(71)は「祭りを通して地区の団結がより強まった」と話した。

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