諏訪6市町村と天上事務所が相互協力協定締結

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諏訪地方6市町村と国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ケ根市)は30日、大規模土砂災害などに備えた相互協力協定を結んだ。地域内で大規模災害が起きたり、発生したりする恐れがある場合、河川事務所から資機材の提供を円滑に受けられるようにして災害対応の強化につなげる。

河川事務所は、管内の上・下伊那の市町村とは既に協定を結び、実務担当者による情報交換・共有の場(大規模土砂災害対策検討会)を設けている。諏訪地域は管轄外だが、上流域を含めた行政間の連携強化が必要になるとして、河川事務所から6市町村に協定締結を提案した。

河川事務所は、2006年7月の豪雨災害で諏訪湖周辺に投入された排水ポンプ車のほか、衛生通信車や広範囲を明るくする照明車を保有している。協定では、河川事務所の協力内容として、▽警戒・避難情報等の発令▽災害対策資機材の提供▽大規模土砂災害時等の防災体制の確立―の3項目を定めている。また今後は、同検討会に諏訪6市町村も正式に参加する。

この日、諏訪市役所で調印式があり、6市町村の首長と河川事務所の椎葉秀作所長がそれぞれ協定書を取り交わした。首長を代表してあいさつに立った金子ゆかり諏訪市長は「7月豪雨災害では国交省の大容量の排水ポンプが諏訪湖周辺に投入され、威力を発揮した」とし、「協定を結べたことは意義深い」と感謝した。

椎葉所長は「災害は流域のどこで起こるかわからない。(河川事務所の)エリアの内外にかかわらず、しっかりと対応していきたい」と述べた。

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