駒ケ根市とポカラ市 友好の未来考える

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駒ケ根市の市民グループ「ネパール交流市民の会」は3月31日、同市の中学生海外派遣国際交流事業を通じてネパール・ポカラ市を訪れた経験のある学生らを中心としたワークショップを同市役所で開いた。今年1月にネパールを訪れた中学生を含む15人が参加。駒ケ根、ポカラ両市の友好関係をより深めるためのアイデアを出し合い、今後の交流について考えた。

昨年で国際協力友好都市協定締結15周年を迎えた両市。駒ケ根市側では中学生を対象としたポカラ市への派遣事業や、同会による交流活動などさまざまな取り組みを通じて友好の絆を強めてきた。

この日は国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」の採択を受け、同会が2015年3月から取り組んできたポカラ市での「安心・安全な出産のための母子保健改善事業」でプロジェクトマネジャーを務める北原照美さんが活動を報告。国を超えた市民同士の交流・連携「民際」を紹介し、「国際協力でなく、民と民の民際協力をテーマに考えて」と呼び掛けた。

ワークショップでは4班に分かれて「駒ケ根でポカラとつながるためにやってみたいこと」などをテーマに検討。「ネパールからのホームステイを受け入れる」「お互いの国の料理を教え合う」「ファッションショーを開く」などとアイデアを出し合い、両市民の絆を深めるプロジェクトに成功した未来を想像して、それぞれの夢を盛り込んだ新聞を作成。15年度の派遣事業でポカラ市を訪れた眞島皓成さん(15)は、「日本の文化を伝えるために折り紙を作って贈りたい。一緒に作ることもできれば」と話していた。

同会ではJICAの採択を受け、20年3月まで母子保健改善事業を継続する計画。研修の一環として17年度もネパールの医療関係者を駒ケ根に招く予定といい、今後もワークショップを重ねながら交流内容を検討していく。

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