がん患者ら語り合う場 夢屋カフェ始まる

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約40人が集まり思いを語り合った「がん哲学外来 夢屋カフェ」

富士見町のJR信濃境駅前のギャラリー喫茶夢屋は1日、がんと闘う患者とその家族、医療従事者らが気軽に体験を語り合う「がん哲学外来 夢屋カフェ」を始めた。同店代表の中山靖子さん(75)=同町机=が、自身のがん闘病体験から立ち上げた。「がんなどさまざまな病気で苦しんでいる人たちがゆったりと語らって心を休め、また地域の人ががんへの関心を高める場にしたい」と話している。

中山さんは一昨年4月に胃のがんを患った。胃の切除手術をし闘病生活をする中で、一般社団法人「がん哲学外来」理事長で、順天堂大医学部の樋野興夫教授(病理・腫瘍学)の著書に触れ、同カフェの存在を知った。

カフェの初回は、県内各地からがんと闘っている患者やがんで家族を失った人ら約40人が集まり、思いを語り合った。5年ほど前にがんが見つかり、佐久市のカフェに通っている女性(76)は「家族が聞いてくれない話をスタッフが優しく聞いてくれる。互いに励まし合い、心安らぐ場になっている。悩みを抱えている人に参加してほしい」と話した。夫をがんで亡くした長野市の女性は「医療や家族が寄り添うが、本人の苦しみはなかなか癒やせない。カフェを地元でも開きたい」と述べた。佐久市で開かれているカフェの紹介もスタッフからあった。

次回は5月13日午後1時30分から開き、参加者の要望を聞きながら開催ペースなどを決める。問い合わせは中山さん(電話090・2464・5237)へ。

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