ガレと日本美術 北澤美術館で特別企画展

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諏訪市湖岸通り1の北澤美術館は3日から、世界屈指のコレクションを誇るフランスのガラス作家エミール・ガレ(1846~1904年)と日本美術の関係に焦点を当てた特別企画展「ガレのジャポニスム展~日本美に注がれた熱いまなざし」(長野日報社など後援)を1年間にわたって開く。浮世絵や焼き物など日本美術との結びつきが見られる作品約100点を展示する。

ガラスの花瓶「鯉文双魚形花瓶」は、二匹のコイがぴったりと左右対称に合わさった「双魚図」の形をしている。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎のコイの図を写したものだという。花瓶の表面を削って窪みに色を付け、立体感のある作品に仕上がっている。

18世紀から欧州に輸出され人気を集めた伊万里焼きの影響を受けた作品もある。「羊歯文伊万里風飾り皿」は、半透明で青磁のように見えるガラス素材を使用。青、赤、金の絵付けが古伊万里を連想させる。

同館では「単なるモチーフや形の借用にとどまらず、日本美の芯にある原理を会得し、独自の芸術を開花させたガレの作品を見てほしい」としている。

来年3月31日まで。一部展示替えのため10月31日のみ休館する。4~9月の営業時間は午前9時~午後6時(10~3月は5時まで)。入館料大人1000円、中学生500円、小学生以下無料。問い合わせは同館(電話0266・58・6000)へ。

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