御柱祭の準備万端に にぎわう衣料品店など

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諏訪大社御柱祭の開幕が目前に迫り、衣料品店などが祭り用の衣装や小物を求める氏子で活気付いている。「御柱商戦は終盤。ここで小物までそろえ、準備万端にするという方が多い」と店舗関係者。一方、木落し坂などの祭りの舞台は21日までの3連休中、観光客でにぎわい、「祭り見物をより楽しむため、知識を得るために訪れた」という声も聞かれた。

茅野市宮川のメリーパーク内にある総合衣料品店「マルエー」。特設売り場には法被やシャツから、土産人気も高いTシャツ、書籍まで多彩な御柱商品が並ぶ。両親、祖父母、弟と訪れた同市中大塩の男児(4)は「お祭りに行って『よいさーっ』と大きな声を出したい」と、法被選びに夢中になっていた。

杉本浩美社長によると、特設売り場の面積は前回2010年の3倍に拡張。「祭り用品全てをそろえた」と自信を見せる。駆け込み購入がある3月後半は、上社御柱抽籤式で担当の柱が決まった後(2月後半)以来の大きな需要期。営業成果もあり、2月は前回比180%の売り上げを記録したという。「開幕が迫っていますが、名入れ刺しゅうなどの注文にもまだまだ応えていきます」と意気込む。

同市ちののベルビア内にある「ドリーム」では、関連商品のほか、御柱用のお守りを手作りする講座(材料費600円)も人気だ。「曳行中の安全を願い、主人や息子に贈りたいという方が増えています」と長田幸子代表。今後も定期的に開くといい、幅広い世代に受講を呼び掛ける。

上社本宮近くにあり、企画展「御柱を知る」を開催中の諏訪市博物館。春分の日の入館者こそ前年比微増の約140人だったものの、3月に入り「平日入館者の伸びは顕著になっている」という。

4月8~10日の下社山出しのハイライトとなる舞台を一目見ようと、下諏訪町の木落し坂には観光客がひっきりなしに訪れた。

京都府乙訓郡大山崎町の男性は、妻と2人で信州の旅。「真田丸」で沸き上がる上田方面の観光を経て諏訪入りし、上からも下からも急斜面を眺めた。「前回の御柱をテレビで見た。観覧したい思いが強まり、4月7日の宿を何とか確保した」。「大木がこの坂を駆け下りる光景を見るのが待ち遠しい。知識を得て再来訪します」と話していた。

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