お互い様の助け合い 伊那市社協がガイド冊子

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地域の支え合いを実践するための取り組みを盛り込んだ冊子

伊那市社会福祉協議会は、地域福祉活動を広めるためのガイド冊子「地域をお互い様で耕す本」を完成させた。住民主体の活動事例を示しながら、隣近所の助け合いの取り組み方法を手引き。1000部作成し、地区・地域社協関係者や民生児童委員らのほか希望者にも配る。市社協の担当者は「支え合いのヒントになれば」と期待する。

「どのように助け合いの仕組みを構築したらいいのか分からない」といった声が市社協に多く寄せられたことを受けて、今回初めて製作した。

市社協が地域に呼び掛けて推進する「まちの縁側」「あそび場発掘」「あったかご近所ネット」などの始め方や手順を、イラストなどを用いて分かりやすく解説。活動事例は写真を使い、交流の場づくりを進める旭町、非持、さまざまな手助けをする日影、雪かきボランティアの笠原と、4地域社協の取り組みを紹介している。

市内各地区が取り組む地域福祉推進事業は2015年度に1315件。10年前の1・6倍に達しているが、市社協地域福祉コーディネーターの石川裕美さんは「高齢者のいきいきサロンや災害時の支え合いマップづくりなどは進んでいるが、一歩踏み込んだ助け合いの体制までには至っていない」と現状を説明する。

市社協は昨年度、生活上の困りごとを隣近所で助け合う「生活支援サポーター」の養成講座を開き39人が修了した。今年度も継続する予定で、この冊子も積極的に活用しながら地域福祉の輪を広げていきたい考えだ。石川さんは「今後各地区で開く福祉懇談会でも説明し、取り組みにつながるよう提案していく」と話した。

冊子はA4版19ページ、オールカラー。問い合わせは市社協地域福祉係(電話0265・73・2541)へ。

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