重点テーマに諏訪湖、八ケ岳・霧ケ峰 諏訪振興局

LINEで送る
Pocket

県諏訪地域振興局は11日、諏訪圏の県現地機関が組織横断的に取り組む重点政策テーマについて、「諏訪湖を生かしたまちづくり」「八ケ岳・霧ケ峰の魅力を生かした広域観光」の2項目に内定したと明らかにした。振興局予算も投入して従来からの環境保全活動を継続・拡充するとともに、流入河川でカヌー体験会を催したり、「縄文」「ビーナスライン」を基軸に観光誘客を図ったりと、新たな事業や戦略を盛り込んだ。

諏訪市内で開いた諏訪6市町村長との「諏訪地域戦略会議」で報告した。2項目について、振興局は「諏訪湖、八ケ岳、霧ケ峰は地域のシンボル」と強調。湖と山岳高原の魅力を最大限引き出し、地域活力を高めたり、通過型から滞在型観光への転換を図りたいとした。

カヌー体験会は地域住民に参加を呼び掛け、夏か秋に諏訪市の上川、中門川、衣之渡川で開く計画。川に親しむ機会とするとともに、観光・まちづくりの視点から必要な対策を出し合ってもらう。諏訪建設事務所はこの企画と連動して河川の堆積土を除去。カヌーが楽しめる環境づくりを進める。湖の環境改善事業の一環で水中ドローンを活用した湖底調査も計画する。

山岳高原では、日本遺産認定を目指す「縄文」関連の取り組みに力を入れ、史跡活用事業などを支援。大型観光キャンペーンに合わせて、高原の主要観光地をつなぐビーナスラインの魅力を発信していくほか、高齢者や障がい者らが楽しめる旅行「ユニバーサルツーリズム」の普及も目指す考えだ。

首長側は「産業振興」の比重を高めたり、項目の一つに追加するよう要望。振興局は2項目の施策を進めながら検討していく考えを示した。酒井裕子局長は「市町村、広域連合と一体感を持って取り組みたい。意見をしっかりと反映させる」と話した。

重点政策テーマは県内10の地域振興局ごとに設定。17日の県部局長会議で正式決定する予定だ。

おすすめ情報

PAGE TOP