初の日本絹文化フォーラム 28日に岡谷で

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NPOシルク文化協会や岡谷市、岡谷蚕糸博物館などでつくる実行委員会は、28日午後1時から岡谷商工会館で第1回「日本絹文化フォーラム2017」を開く。製糸技術の向上などを目的に2011年まで同市で63年間にわたって開かれた「製糸夏期大学」に代わる新たな取り組みとして、初めて企画。全国から絹に関する話題を集め、最新情報を交換する場として、年1回開いていく計画だ。

リニューアルして約3年の同博物館には全国から多くの人が来館し、シルクへの関心の高さと興味を抱く人たちの層の厚さを示している。一方で、全国各地で絹産業を支えている事業者らが新しい商品づくりに取り組んでおり、実行委員会の高林千幸岡谷蚕糸博物館長は、「かつての製糸夏期大学は研究者ら作る側の立場だったが、フォーラムでは使う側の立場になって、最新の絹文化を発信していきたい」と話している。

第1回のプログラムは、初めに岡谷商工会議所の林新一郎会頭が「絹文化をいかに継承・発展させるか」と題して提言。大日本蚕糸会の小林芳雄会頭が、「わが国の蚕糸業の現状と大日本蚕糸会の役割」と題して基調講演する。

続いて「蚕品質の特性を生かした絹織物」(井上元・大日本蚕糸会蚕業技術研究所長)、「自然法則に叶った着物文化」(和文化研究家・秋櫻舎代表の中谷比佐子さん)として二つの特別講演。さらに活動事例講演として、諏訪市のやまだ呉服店の山田恒代表が「蚕糸・絹業連携”諏訪の絹”の誕生」、同博物館学芸員の林久美子さんが「諏訪の糸へん文化」をテーマに発表する。

参加費・テキスト代は無料。実行委員会では着物や絹製品を身に着けての参加を呼び掛けている。参加申し込み・問い合わせは同博物館内事務局(電話0266・23・3489)へ。

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