茅野市「縄文の里史跡整備」 活用構想提言

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茅野市が縄文文化を生かしたまちづくりに向けて市民総参加で進める「縄文プロジェクト」で、同プロジェクト実行市民会議・守る部会(鵜飼幸雄部会長、6人)は13日、縄文史跡を地域づくりにどう生かすかを盛り込んだ提言書「縄文の里史跡整備・活用基本構想」を市に提出した。

同部会は、縄文史跡を市民生活に活用するための方法を2年掛けて検討し、27ページの冊子にまとめた。同日は部会員6人が市役所を訪れ、樋口尚宏副市長に手渡した。

構想は、史跡を活用して地域の歴史や自然、文化をつなぐことで活性化を目指す。活用に向けた整備方針として、▽尖石遺跡(南大塩、特別史跡)は「縄文集落の里」▽東西文化の交流の痕跡を残す上之段遺跡(湯川、国史跡)は「縄文文化交流拠点の里」▽霧ケ峰から黒曜石を搬出した駒形遺跡(北大塩、国史跡)は「縄文黒曜石の里」-などと位置づけた。

鵜飼部会長は構想の概要に触れながら、「地域の人が遺跡の活用に関わってもらうことが大事。地域の関わりが人育ちにもつながる」と説明した。樋口副市長は「行政計画としてどう実行するか、柳平市長ともしっかりと取り組みたい」とした。

鵜飼部会長は取材に、「地域づくりの中で、縄文文化は地域資源の接着剤の役を果たせる。遺跡や遺物はもちろん茅野市の宝。宮坂英弌先生をはじめ多くの先輩から伝えられた縄文に対する人の思いも大切な宝。両方の宝を磨き合っていきたい」と話した。

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