河川ヒシ除去強化へ 諏訪振興局

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県諏訪地域振興局は、振興局予算(推進費)を用い、諏訪湖流入河川に繁茂する水草ヒシの除去作業を強める方針を固めた。諏訪湖では夏場を中心に諏訪建設事務所が専用船で刈り取っているが、橋をくぐれないこともあり河川では稼働できないのが実情。諏訪市内5河川で行う予定でおり、船上からの人力による抜き取りのほか、熊手を沈めながら小型船を走らせて、底引き網の要領で根こそぎ除去する手法も試みる。

ヒシは流れの緩い新川や武井田川、中門川などで繁茂が確認されている。諏訪市が対策を要望していたほか、県が昨年度設置した諏訪湖の専門家会議でも「湖内でヒシ刈りをしても(河川から)種が流れてくれば元の木阿弥」といった意見があり、早急の対応が必要と判断した。

振興局環境課によると、根の張りが十分でない6月ごろからの作業を予定。河川で特に繁茂が目立つ新川では、これまでも河口付近で抜き取ってきたが、「可能な限り上流側へ作業範囲を広げたい」としている。諏訪湖での人力作業も湖に関わる機関・団体の協力を得て、専用船が入れない浅瀬などで継続していく。

県内10圏域に新設された地域振興局の予算としては1億円を計上。諏訪には846万円が配分され、これまでの会議などで活用事業の一部を示している。

諏訪地域振興局は今後、各課や他の県現地機関からの要望を基に、緊急性や計画熟度などを考慮して活用事業を選定していく考え。既に予算額を超える要望が出ており「主体的、積極的に課題解決しようという、いい動きを生み出している」(企画振興課)という。酒井裕子局長は「現地機関で相談、調整し、必要な事業に予算執行したい」と話している。

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