水稲育苗センター稼働本格化 JA上伊那

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農薬を使わず温水に浸けて消毒される播種前の種もみ

JA上伊那の水稲育苗センターの稼働が本格化し、出芽させた苗の農家への受け渡しが始まった。北部(箕輪町)、南部(飯島町)の2施設で、昨年並みの育苗箱26万枚分の播種を今月末まで行う。

飯島町七久保の南部水稲育苗センターでは、専用のラインが朝からフル稼働。マットを敷いた長さ58センチ、幅28センチの育苗箱に機械を使って種もみをまき、土をかぶせた後、30度に温度管理した出芽室で3日間保管する。注文に応じて種もみは1箱100グラムまき、170グラムまきの2種類で行い、出芽させて4日目に農家に渡る。

同JAは減農薬米の生産に取り組んでおり、種もみの消毒も農薬を使わない「温湯消毒」を導入。60度の温水に10分間浸す消毒法で、病気を抑制しながら、食の安全安心にもつなげている。

今年もコシヒカリを中心に、あきたこまちや風さやか、もち米のもちひかり、酒米の美山錦など7種類の苗を育て、年々利用する農家は増えているという。同センターの吉澤誠さんは「始まったばかりだが順調」と話した。

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