諏訪中央病院 第3期増改築が竣工

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地域医療の拠点完成を祝った諏訪中央病院第3期増改築工事竣工記念式典

茅野市、諏訪市、原村の組合立諏訪中央病院は15日、第3期増改築工事の竣工記念式典を、茅野市玉川の同病院で開いた。地元や近隣の医師会、病院関係者、施工業者ら約70人が出席。地域医療の拠点完成を祝い、病院の基本理念「やさしく、あたたかい、確かな医療」の実現に取り組む決意を新たにした。

式典で、組合長の柳平千代一茅野市長は「今まで以上に地域に期待され、信頼される病院経営をしていく」とあいさつ。吉澤徹院長は「諏訪中央病院の基本理念を実現するため職員が一丸となって努力する」と力を込めた。

武井義親副院長の経過説明に続き、後藤茂之代議士が祝辞。同組合議会の北沢千登勢議長は「住民一丸となって病院を支える」と述べた。施工業者を代表して、清水建設長野営業所の鎌倉孝光所長が「皆さんの『病院をこうしたい』という熱い思いに引っ張ってもらった」と振り返り、「患者や家族に頼られる存在になって」と期待を寄せた。

第3期増改築工事は1986年の移転新築、98年の第2期増改築に続く施設整備。施設の老朽化や患者増で手狭になった状況を踏まえ、2012年3月に病院の将来構想をまとめたマスタープランを策定し、13年11月に着工した。

工事の目的は▽変化する医療ニーズに対応した診療環境の適正化▽患者アメニティーの強化と患者サービスの向上―など。屋上ヘリポートや救急部門、緩和ケア病棟を有する地上5階地下1階建ての北棟と、講堂や外来がある2階建ての東棟を増築し、ドック健診センターを2倍に拡張。駐車場の駐車幅を広げ、老朽化した基幹設備も更新した。

病院の延べ床面積は約9600平方メートル増えて約3万2500平方メートルになった。総工事費は約60億円。財源には病院事業債を充当する。このほか屋上防水や外壁改修、駐車場など約6億円の追加工事が病院の自主財源で行われた。

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