県地域振興局 「横断的な課題」決まる

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県は17日、現地機関のトップも参加した部局長会議で、10広域の地域振興局長が現地機関を統括する2017年度の「横断的な課題」を決定した。各地域の固有課題や振興の方向性は県総合計画の「地域編」などでも示してきたが、県組織全体で共有するのは初めて。地域振興局を設置し「現場・地域重視」を打ち出す中、現地機関による地域の取り組みを本庁が全面的に支援し、圏域を越えた地域間の連携も促す考えだ。

決定したのは、複数の現地機関が連携して対応する地域課題や、各エリアの特性を伸ばす取り組みのうち「地域として特に重要な横断的課題」(県)。「観光地域づくり」は全地域で入れ込んだ。

横断的課題の解決に向けては、地域間の連携も進める方針だが、10年後のリニア中央新幹線開業を見据える上伊那と南信州は、リニアとのアクセス(2次交通)に関する基礎調査を行う施策案を共同で盛り込むなど、課題の検討段階から連携した。

部局長会議後の地域振興局長会議で、阿部守一知事は「多様性が重視されるこれからの社会では、長野県の地域がそれぞれ持っている強い個性と特色を生かしていくことが県全体の発展にもつながる」とし、各局長に「個別化・特色強化」を意識するよう指示。「各地域の特色・強みは、県組織、県民が共有することでさらに一層浮き彫りにできる」と語った。

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