冊子「茅野市の文化財」 29年ぶり改訂

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茅野市教育委員会が29年ぶりに増補改訂した冊子「茅野市の文化財」が完成し、20日から販売が始まる。掲載された指定文化財が国宝を含めて30件増えたほか、文化財巡りで持ち歩くことを想定して緑色のソフトカバーを初めて採用した。

1988年発行の初版は市制施行30周年を記念して、当時の市文化財審議委員会を中心に執筆・編集された。その後国宝になった土偶の「縄文のビーナス」(95年指定)や「仮面の女神」(2014年指定)など同市を代表する多くの文化財が掲載されていない現状を踏まえ、全面的に改訂した。

指定文化財は、初版の国2、県5、市65の計72件から30件(約30%)増え、改訂版では国9、県18、市75の計102件(今年3月現在)になった。文化財の種別だった掲載順を改め、収蔵・展示場所に基づいて地区別に紹介。各地区の末尾には地域で重要な未指定の自然や文化遺産を盛り込んだ。展示場所を記した地図も添付した。

写真と説明文の見開き2ページで1件を紹介する体裁は変わらないが、写真は白黒からカラーにした。説明文は初版の文章を尊重しつつ情報を更新し、初掲載の文化財は市教委職員が中心となって執筆した。

市教 委文化財課は「文化財を訪ねて 各地域を散策できるように なっています。持ち歩いて活用し、文化財に親しんでほしい」と話している。

A5判カラー222ページ。ほおずき書籍(長野市)に業務委託し、約200万円で1000部作った。1部1500円で、市役所6階生涯学習課と尖石縄文考古館、八ケ岳総合博物館、神長官守矢史料館で販売する。

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