茅野市縄文ガイドブック完成

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「茅野市縄文ガイドブック」を手に完成を喜ぶ部会員

茅野市縄文プロジェクト実行市民会議「『縄文』を識る部会」は、市内の縄文文化を分かりやすく一冊にまとめた「茅野市縄文ガイドブック」を完成させた。A4判、75ページ。22日から販売する。1冊1000円。

中学生以上向けに編集。カラー写真やイラストを盛り込み、解説文は必要最低限にとどめた。構成は▽八ケ岳山麓の縄文▽国宝土偶▽尖石遺跡と宮坂英弌―など全7章で、「ガイドブック」を手に市尖石縄文考古館を見学できるよう工夫した。

表紙は「森」「自然」「ひすい」などをイメージしたという深緑色の帯に、八ケ岳の稜線をデザイン。愛らしい表情が特徴の土偶をワンポイントにした。

内容は、国宝土偶の見どころや発見時の逸話を紹介。縄文時代の集落については、同市北山地区の聖石遺跡を例に、500年の時間の経過の中で、広場を中心に同心円状に集落が形づくられたことを上空からの写真を交えて解説している。道具類では、石器や土器が作られる過程を絵や写真で分かりやすく示し、縄文時代全体の流れも年表にまとめた。

同部会が「ガイドブック」に先立ち、小学生以下向けに作った「茅野市縄文かるた」と合わせ、子どもから大人まで市民が縄文時代に踏み入るための“入り口”が整った。

19日、部会員9人が市役所を訪れて柳平千代一市長に報告。小口晋平部会長は「いろいろな場面で活用してほしい」と期待。柳平市長は「子どもたちも縄文の魅力を感じられる内容」と完成を喜んだ。

1000部作成し480冊を市内小中学校などに配布、520冊を販売する。販売は尖石縄文考古館、八ケ岳総合博物館、神長官守矢史料館で22日から。24日からは同市役所6階生涯学習課と同市公民館でも扱う。

問い合わせは尖石縄文考古館(電話0266・76・2270)へ。

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