富士見高 グローバルG・A・P取得目指す

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富士見高校(富士見町)が、国際的な農産物の安全管理基準の認証の一つ、「グローバルG・A・P(ギャップ)」の取得を目指している。農産物流通の国際化に対応できる、農業経営の知識と技術を身に付けた人材の育成が目的。園芸科の生徒3人が中心になって、水耕ミニトマトでの取得を目指す。取得すれば、農業科のある全国の高校では2校目になるという。

グローバルG・A・Pは、農産物の輸出で求められる認証の一つ。衛生管理を行いながら、安全な農産物の生産と品質管理、環境への配慮、労働安全対策が図られているかなど、218項目が審査され、通過するとドイツのNPO法人から認定される。

取り組むのは園芸科3年の林佳彦さん(17)と金子将也さん(17)、1年の長崎佳菜恵さん(15)。21日は取得を支援する都内のコンサルティング会社が訪れ、取得に必要な日々の生産管理記録を専用ソフトを使ってスマートフォンやパソコンで行う方法などを生徒たちに指導した。同校は早ければ今年度中、遅くとも来年度中の取得を目指している。園芸科2、3年生も授業でグローバルG・A・Pについて学ぶなど取り組みを今後も継続する。

認定は直売でも人気があるミニトマトのフルティカという品種で目指すが、同校は「ほかの野菜生産経営にも応用できる。農業の次代を担う高校生が世界に目を向けた安全安心で環境に配慮した農業経営を学んで将来生かしてほしい」と期待する。

農業関係の仕事に就く夢を抱いている林さんは「世界の人に食べてもらえるような農作物を作りたい」。金子さんは「認証を受ければミニトマトを購入してくれている地元の皆さんも喜んでくれるのでは。保育士になりたいと思っているが、認証取得がいい経験になると思う」と話している。

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