昔の霧ケ峰を取り戻せ 外来種を伐採駆除

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霧ケ峰の雑木処理作業で切った木を運ぶ参加者

春の雑木処理作業をした。牧野農協やボランティア組織など16団体の約160人が参加し、踊場湿原北側斜面の市道沿い約2ヘクタールで北米原産のイタチハギなどを伐採。2・9トン分を焼却施設「諏訪湖周クリーンセンター」(岡谷市)に運び込んだ。

イタチハギは環境省の「生態系被害防止外来種リスト」の重点対策外来種に指定され、霧ケ峰でも繁殖区域が拡大している。高さは最大2メートルほどに伸びており、参加者は斜面を上り下りしながら刈り払い機などで根元から切った。イタチハギは昨年の種子が付いている個体が多く、同センターに持ち込んで焼却処分した。

作業場所を管理する小和田牧野農協の宮坂廣司組合長は「10年前に比べて大木がなくなり、ススキの原っぱだった昭和30~40年代の姿を取り戻しつつある。イタチハギは花や実を付ける前のこの時期の作業が大事」と話した。

雑木処理は霧ケ峰の森林化を抑制しようと、2001年度に開始。13年の大規模火災を受けて中止している霧ケ峰の火入れの代替策として、14年度から春と秋の年2回に増やした。春の作業は残雪や御柱祭でここ2年は中止しており3年ぶり。今秋の作業は9月23日に予定している。

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