2017年04月24日付

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プロ野球が開幕して約20試合経過した。下馬評では下位だった球団が首位に立つなど面白い展開になっている。長いシーズンの序盤は、各チームともに、戦力を見極めながら戦っている段階だろうか。実力を備えた球団がどの段階で巻き返してくるのか。目が離せない▼今季は、主力選手の引退がどうチーム力に影響するのかが注目を集めた。昨年のセ・リーグ覇者の広島は、大リーグでも活躍したチームの顔、黒田博樹投手がユニホームを脱いだ。精神的支柱だったという意味からもその影響が懸念されたが、若手投手が続々と台頭し、好成績を収めている▼一方、主力選手のけがで歯車が狂ったチームもある。昨年日本一の日本ハムは、二刀流で有名になった大谷翔平投手が開幕前に投手としての登板をしばらく断念。打者に専念していたが、足の故障で登録を抹消された。それに伴いチームの勢いも低下し、最下位にあえいでいる▼プロの世界は、少ない好機をいかにものにするかだろう。スター選手の中には、主力のけがで抜てきされた試合で活躍し、レギュラーを獲得した人も少なくない。多くの選手が2軍や育成枠から、自らが活躍するその時を虎視眈々と狙っている。生きのいい選手が彗星のように表れる可能性もある▼実社会でも新年度が始まっている。スポーツ界のようにはいかないかもしれないが、新戦力の台頭が待ち遠しい時期でもある。

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