中川村長に宮下氏初当選

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支持者らと万歳三唱で初当選を喜ぶ宮下健彦氏=23日午後9時22分

任期満了に伴う中川村長選は23日投開票され、新人で元村総務課長の宮下健彦氏(62)=無所属、片桐田島=が、新人で元村議の藤川稔氏(64)=無所属、大草中組=を436票差で破り、初当選を果たした。一騎打ちとなった激しい選挙戦は、有権者が現職曽我逸郎氏(61)の路線継承を掲げる宮下氏に今後4年間のかじ取りを託した。投票率は81・31%。現職新人の一騎打ちとなった前回2013年の村長選を1・38ポイント下回った。

3期12年に及ぶ曽我村政の評価が真っ向から対立し、政策論争のほか、現村政の「転換か、継承か」が大きな焦点となった選挙戦だった。

宮下氏は、曽我氏の不出馬を了承した同氏後援会が後継として出馬を要請。2月に「現村政を継承し、新発想で村政を発展させる」と立候補を表明した。曽我氏後援会役員の大半が移行する形で後援会や選対を組織。村役場勤務と農業の経験を生かし、農業を主軸にした産業振興や人口対策などを主張。曽我氏の支持者や共産、民進両党関係者、地元片桐地区の支持も取り込み、初当選を果たした。

藤川氏は前回の村長選に続いて再び立候補。「何もやらない村政から脱却し、村政の大転換を図る」などと対決姿勢で選挙戦に臨んだ。政策面では現行の取り組み姿勢に一部住民から不満の声が上がるふるさと納税に対して「積極的に進める」と方針転換を主張。小学生の給食費半額補助などの公約も掲げた。自民党系議員の支援や現村政に批判的な有権者の支持を受け、選挙戦終盤では宮下氏を猛追したが、一歩及ばなかった。

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