下諏訪町埋蔵文化財センター 正式開館祝う

LINEで送る
Pocket

下諏訪町埋蔵文化財センターのオープニング式典が29日、あった。国史跡星ケ塔遺跡から出土した黒曜石を中心テーマに据えた上で、町内出土の埋蔵文化財を展示し、旧石器時代から中世まで町域の歴史を紹介する施設。町内外から関係者約50人が集まり、正式開館を祝った。

諏訪大社下社秋宮近くにある町有施設を改修して整備。館内には縄文晩期の黒曜石採掘坑を原寸大で再現したジオラマや、星ケ塔遺跡を中心とした下諏訪産の黒曜石が半径250キロを日常的な交流圏とし、一部は津軽海峡を越えて北海道まで渡っていたことを示す解説などがそろう。

町内遺跡からの出土品が多数展示されているほか、2階には諏訪地方唯一の前方後円墳「青塚古墳」を目前に眺めるテラスがある。総工事費は約2億2000万円。22~27日は仮オープン期間として無料開放し、約1500人が来館したという。

式典で青木悟町長は、周辺施設を含めると旧石器から江戸期、現代にかけての歴史が集約されたエリアになると指摘し、「町の歴史文化に触れ、魅力を感じる場になってほしい」と期待を込めた。

同センターは原則として年中無休で、午前9時~午後5時。入り口は隣接する諏訪湖時の科学館儀象堂で、入館料は儀象堂込みで小中学生400円、高校生以上800円。

おすすめ情報

PAGE TOP