ハナモモの千本木川に 大和二区青壮年会

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名所となるように願いを込めて作業をする会員

諏訪市の大和二区青壮年会(土田知明会長、約90人)が区内を流れる千本木川沿いにハナモモを植える活動を始めた。10~15年を掛けて1000本のハナモモが咲き誇る環境をつくる計画で今年が本格的なスタートの年。植栽を終えた会員たちが「元気に育ってくれよな」と願った。

ハナモモを植える「はなもも千本」事業は今年度からの植栽に向け、2012年度から活動を開始。桜の季節が終わり、諏訪でも気温の上昇を実感するころに咲くハナモモを育て、地域の子どもからお年寄りまでが集い、和やかに花見を楽しめるようにしようと準備を進めてきた。

参考にしたのは、下伊那郡阿智村の月川温泉郷の取り組み。地元地域を思う一人の旅館主が始めたハナモモの植栽活動が地域を巻き込み、県内外から観光客が訪れる約5000本の「ハナモモ街道」になった。会員たちは同村を何度も訪れ、許可を得てハナモモの種を拾い、自ら育て、今年度から植栽の準備を整えた。同川の砂防えん堤近くに安置されている山の神を中心に「かんぽの宿諏訪」近くから大見山登山道までの約2キロの道路の両脇を彩る計画だ。

この日の作業では、2~3年掛けて0・5~1・5メートルの高さに育った苗木65本を山の神周辺の3カ所に分けて植え、ニホンジカの食害対策用のネットを張った。比較的年齢の若い会員は急斜面への植栽を進んで行っていた。

14年度には同市大和の高尾山穂見神社の階段近くに試験用としてハナモモを植え、昨年度までに56本を植栽。順調に育っており、同会花桃事業責任者の土田英文さん(54)は「千本木川に植栽した苗木がしっかり根付けば、あとはちゃんと育つはず。それまでは何とか鹿に負けないでほしい」と話し、「何年か先、多くの皆さんが足を運ぶハナモモの名所になれば」と願う。

土田知明会長(56)は「早くお花見ができるほどにハナモモが咲いてくれたらうれしい。地域の皆さんにも喜んでもらえるのでは」と思いをはせていた。苗木の栽培と植栽は来年度以降も「1000本になるまで」(同会)続く。

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