心に届け「いなっこ」の歌 5日コンサート

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本番に向けて練習に励むメンバー

伊那市東部中学校の合唱部OB・OGで結成した「いなっこ」のコンサートが5日、同市荒井のいなっせで開かれる。中学時代に青春をともにしたメンバーが「自分たちにしか歌えない歌を表現しよう」と追求してきた歌声をステージに響かせる。

いなっこは、2000年度卒業の部員有志が中学卒業後に発足させた。しかし、それぞれが高校を卒業すると活動の継続が難しくなり、一時は休止することもあった。5年前に学年の枠を越えてメンバーを集め、新たに活動をスタート。長年、合唱部顧問を務めてきた教諭の唐沢流美子さん=箕輪町=の自宅に、月1回ほどのペースで集まって練習を重ねている。

現在は、00年度から12年度に卒業した約20人が所属。県内各地に散らばったメンバーが仕事や学業の合間を縫って集まるのは難しかったが、次第に安定した活動ができるようになり、現在のメンバーで初のコンサートを企画した。

コンサートは4部構成で、中学時代に取り組んだ合唱曲を中心に約20曲を披露。定番の合唱曲やポップスなどのほか、メーンとなる第4部では、中学時に、合唱コンクールの自由曲として作曲家の唐澤史比古さん=同町=が作曲した合唱曲を繰り広げる。

厳しい部活練習を乗り越えてきたメンバー。志賀浩介団長(27)=長野市=は「部活で唐沢先生から言われたことが今、染み付いている。だからメンバーの間で言葉がなくても通じる部分がある」と話す。部活と同じように、歌詞の意味を自分自身の立場に置き換えて考え、仲間と話し合った思いを反映させていく歌い方は、現在も続けている。

コンサートには県外に住む元部員も集う。志賀団長は「いなっこにしかできない個性的で、言葉が相手の心に届くような歌を歌いたい」と本番を待ちわびる。

チケット500円(中学生以下無料)。問い合わせは志賀団長(電話080・1074・1839)へ。

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