矢彦神社・小野神社 里曳き・建て御柱が開幕

LINEで送る
Pocket

熱気に包まれた地区内を勢いよく曳行する矢彦神社一之柱

辰野町小野の矢彦神社、塩尻市北小野の小野神社の御柱祭は3日、里曳(び)き・建て御柱が開幕した。「小野御柱」と総称される7年目ごと1度の大祭で、5日までに境内へ計8本の御柱を建立する。初日から各地区に大勢の氏子らが集まり、春の日差しを浴びながら力を合わせて巨木を曳行(えいこう)した。

初日、矢彦神社は里曳きをした。一・四之柱(小野地区)、二之柱(飯沼地区)、三之柱(雨沢地区)が、それぞれ国道153号や地元の主な通りを曳いて熱い心意気を示した。小野神社は一之柱の里曳き、建て御柱を行った。

各所で高らかな木やりとラッパの音色が響き、氏子衆が「よいしょ」と掛け声をそろえて綱を引いた。地域住民も世代を超えて曳行の列に加わって交流。沿道はちょうちんや花飾りで彩られ、「信濃国二之宮」の格式を誇る両神社の御柱をひと目見ようと訪れた見物客であふれた。

矢彦神社一・四之柱の中村学御柱祭実行委員長(60)は「仮見立てから1年。やっとここまできた」と感慨ひとしおの表情。「大勢の曳き子が集まってくれて感動している。和気あいあいと安全に御柱を曳き建て、第225回の節目の大祭を記憶に残るものにしたい」と話していた。

4日は、矢彦神社が各柱とも午前8時に曳行開始。昼前後までに境内へ曳き着ける。小野神社は二・三之柱が午前8時に曳行を始め、午後に建て御柱を行う。それぞれ伝統の屋台や長持ち、騎馬行列も披露される。

おすすめ情報

PAGE TOP