みはらしファーム交流促進施設 「やってみらっし」竣工

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伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」で24日、交流促進施設「やってみらっし」の竣工式が開かれた。同市が国の交付金を活用して建設し、総事業費は1億2322万円。200人収容可能の木造平屋建てで、4月1日に開業する。そば打ちなど多彩な体験が楽しめ、団体ツアーなど大口客にも対応。式には関係者約60人が出席し、減少を続ける同公園利用者の歯止めに期待を寄せた。

床面積524平方メートル。地域産材を用いて、休憩所にもなる交流スペース、体験室などを備えた。建築研究所フォーラムが設計・監理、池田建設が施工。市は同公園を運営管理する「はびろ農業公園管理組合」を指定管理者にし、年間で光熱費相当の450万円を管理料として支払う。

施設充実を受けて体験メニューを拡充。短時間で手頃な菓子づくりから、2時間の本格的なパン作りまで、10種類以上のコースをそろえた。同公園事務所によると、既に80~90人規模の団体予約が入っているほか、ゴールデンウイーク中には大手旅行会社の日帰りツアーも予定に入っているという。時間割制を採用し、個人客の利便性も高めた。

同公園利用者は2006年度の年間67万人をピークに減少し、昨年度は52万人と過去最低を更新。現状を受けて市は、交流促進施設を含め昨年度から公園の再整備に着手した。国の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を用いながら、市単独とあわせて総額1億9500万円に及ぶ4カ年の事業を展開。新年度は地域食材提供施設、大型バス対応の駐車場を整備する。

式で白鳥孝市長は「交流促進施設は利用者の歯止めをかける起爆剤として期待するが、公園関係者が一体とならないと難しい。リピーターを増やし、地元にも愛されるよう一帯の活性化も図っていきたい」とあいさつした。

やってみらっしでは4月1~3日まで、全ての体験が無料となるキャンペーンを実施(要予約、人数限定)。問い合わせは、みはらしファーム公園事務所(電話0265・74・1807)へ。

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