塩嶺王城パークライン 美景復活

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支障木が伐採され、北アルプスなどの眺望が開けた塩嶺王城パークライン展望台(上)と、支障木伐採前の展望台周辺(下)

岡谷市、塩尻市、辰野町でつくる塩嶺王城観光開発協議会が、県の地域発元気づくり支援金を活用して取り組んできた塩嶺王城パークライン周辺の支障木の伐採が2016年度で終了した。これまで樹木に遮られていた眺望が開け、美しい眺めが復活した。同協議会はパークラインの特徴である雄大な自然景観を改めてPRし、観光振興につなげていきたい考えだ。

同協議会事務局の岡谷市商業観光課によると、塩嶺王城パークラインは開通して20年以上が経過し、周辺の樹木が成長して眺望を損ねるようになっていた。このため、「塩嶺王城パークライン景観形成事業」として14年度に元気づくり支援金を申請。3年間にわたり事業採択を受けて景観を整備し、特色ある観光地づくりを目指してさまざまな取り組みを進めてきた。

支障木の伐採はその一環。作業は専門業者に委託し、景観チェックで絞られたポイントを対象に行った。特に、16年度に実施した岡谷市の塩嶺王城パークライン展望台周辺では約300本を伐採。すっきりした景観となり、北アルプスや御嶽山などの眺望が楽しめるようになった。

同協議会の今井竜五会長(岡谷市長)は4月26日に開いた総会で「大変素晴らしい眺望が楽しめるコースになった。健康志向、自然を楽しみたいという人たちの誘客が期待できる」と述べた。

総会では、元気づくり支援金を活用した事業が終了したが、引き続き整備が必要な場所があるという意見が出された。事務局は「諏訪湖、八ケ岳方面でまだ樹木がある場所があるが、所有者との協議もあり、時間がかかる」と説明。今後の課題とした。

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