天に真っすぐ巨木立つ 「小野御柱」閉幕

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小野御柱のフィナーレを飾った矢彦神社一之柱の建て御柱

辰野町小野の矢彦神社、塩尻市北小野の小野神社の御柱祭「小野御柱」は最終日の5日、建て御柱などを行った。矢彦神社は4本の御柱を建立し、小野神社は四之柱の里曳きと建て御柱を実施。氏子が心を一つに真っすぐな御柱を建てて盛大なフィナーレを迎え、7年目ごと一度の大祭は熱気を帯びたまま閉幕した。

矢彦神社は、氏子や見物客でぎっしりと埋まった境内で一之柱から順に建て御柱を開始。爽快な木やりとラッパ演奏に威勢のいい掛け声が重なると、ワイヤが徐々に巻き上げられ、氏子を乗せた巨木が天に向かって立ち上がった。

御柱が垂直に立つと、地固めをして「祝御柱祭」「ご協力ありがとうございました」と感謝の垂れ幕を掲示。割れんばかりの拍手が響く中、宝投げを行った。担当係の建て方は、背中に「建」の文字を染め抜いたそろいの黒い法被を新調し臨んだ。各柱とも安全で美しい建立をやり遂げ、仲間と喜びを共有した。

一之柱で先端の「てっぺん男」を務めた建設業矢島芳章さん(65)は、36年ぶり2度目の大役に「前回は若くて心に余裕がなかったが、今回は十分楽しめた」と満面の笑み。「各係で若い衆の成長を感じた。次回さらに盛り上げてほしい」と期待を寄せた。

小野区御柱実行委員会委員長の吉池功雄区長(70)は「どの柱も、安全無事に曳き建てられたことが何より良かった。3日間天気に恵まれて人出が多く、みんなの思い出に残るにぎやかな御柱祭になったと思う」と感慨深げに振り返っていた。

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