諏訪湖の水生植物を豊かに 環境整備9月完成へ

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諏訪湖で行われている湖岸を補強する工事

県諏訪建設事務所は諏訪市豊田の「SUWAガラスの里」近くの諏訪湖で、湖岸の補強や沈水植物の生育環境を整える環境整備を進めている。整備範囲は約80メートル。9月ごろの完成を目指している。

1995年3月に策定された「諏訪湖の水辺整備マスタープラン」に基づく事業。マスタープランでは、上川から新川までの約2・5キロを、水生植物が豊かな湖畔を保全、復元する「Bゾーン」に設定している。

工事内容は湖の西側からの風によって発生する波が湖岸を浸食するのを防ぐ補強工事で、のり面に石を並べる。岸から10~20メートル沖では、湖底にたまった泥を取り除き、砂を敷く。水中で育つササバモ、エビモ、クロモといった沈水植物の生育環境を整える。泥の中にはヒシの種が埋もれていることが多いといい、泥の撤去はヒシの過剰繁茂対策にもなる。

Bゾーンの水辺の環境整備は2007年以降、上川側から順次進めており、9割近くが完了した。同事務所整備課は「できるだけ早く整備を完了させたい」と話している。

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