御柱街道・上社山出し編 1:綱置場~柳沢

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「御柱山」の御小屋山の麓、原村の八ケ岳中央農業実践大学校の農場北に、「諏訪大社 御柱綱置場」の石碑がある。ここが山出しの起点となる。綱置場は御柱祭に使う元綱や曳き綱などを置いた場所とされる。

上社御柱祭山出しの起点となる綱置場

上社御柱祭山出しの起点となる綱置場

今回初めて、辰野町の横川国有林から御用材を切り出した。8本の柱は昨年11月から同町横川の観光施設「かやぶきの館」に安置され、諏訪地方から大勢の氏子が見に訪れてにぎわった。

25日、御用材が同町から茅野市、原村境の綱置場に運び込まれる。石碑前に「前宮四之御柱」を置き、約300メートル間隔で里に向かって本宮四、前宮三、本宮三・・・の順で8本の柱が並べられ、先頭の本宮一は約2キロ先の、八ケ岳エコーラインと交わる一番塚交差点の手前付近に置かれる。山出し初日の4月2日午前7時30分、全ての柱で一斉に綱渡り神事が行われ、木やりが響きわたると、里に向かって長い曳行が始まる。

序盤は畑作地帯の中を進む。障害物のない直線道路が続き、後ろを振り向けば残雪の八ケ岳連峰が雄大に広がる。御柱の前後に取り付けられるV字型のメドデコは上社の特徴。左右に揺られるメドデコの上では大勢の氏子が「よいてーこしょ」と声を合わせておんべを振り、華やかな曳行を演出。間もなく左手に原村柳沢の集落。御柱は住民らに歓迎されながら里に下る。

◇  ◇

諏訪大社御柱祭上社山出し(4月2~4日)の開幕が目前に迫った。昨年秋に辰野町の横川国有林から切り出された御用材8本は25日、いよいよ茅野市原村境の綱置場に運び込まれ、里に向かって御柱街道沿いに並べられる。本番を前に、起点の綱置場から同市安国寺の御柱屋敷まで約12キロにわたる曳行路の難所や見所を紹介する。

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