ロングモント市と茅野市が経済交流へ協議

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茅野市の柳平千代一市長は8日の定例記者会見で、海外姉妹都市の米コロラド州ロングモント市と経済交流に向けた協議を始めると発表した。また、同州に隣接するララミー市にあるワイオミング州立大と諏訪東京理科大(茅野市)の交流の可能性を探る意向を示した。大型連休に自ら渡米し、関係者と協議した結果として報告した。

両市は1990年に姉妹都市提携を結び、翌年から中高生の派遣、受け入れを相互に行う教育交流を続けている。柳平市長のロ市訪問は2007年以来で、今回は来年4月公立化予定の諏訪東京理科大の魅力作りや企業間の経済交流の足掛かりを探るのが目的。2~7日の日程で渡米し、企業訪問や大学視察、地元経済界との会談に臨んだ。

茅野市によると、柳平市長のほか公立大学設立準備委員を務める野村ユニソンの野村稔社長、市商工課の上田佳秋課長、茅野国際クラブのメンバー3人が参加。ロ市ではハードディスクドライブ製造メーカー、シーゲイト社の研究開発センターなど3社を視察。このうち電源装置を開発する会社は、野村ユニソンが製造した日本製の産業用ロボットを使用していた。

3日にはワイオミング州立大を視察し、ローリー・ニコルズ学長やララミー市長と面会した。5日に行われた経済界との会談には、ロ市側から商議所会頭や企業経営者ら約10人が出席。茅野市の産業構造や特長を説明し、ロ市の企業2社の紹介を受け、姉妹都市交流を経済分野に広げていくことを確認したという。

会見で柳平市長は、大学交流に向けて「海外で学習する機会があれば諏訪東京理科大の魅力になる。国際感覚を持った学生を育てることは茅野市、諏訪圏域の戦略でもある。(同大の)学長や教授、学生を派遣し、具体的な交流を探っていきたい」と意欲を語った。ロ市との経済交流については「今回は情報交換だったが、しっかり茅野市をプレゼンできた。小さいが大きな一歩にしていきたい」と述べた。

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