県5か年計画上伊那地域編 首長と県が協議

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県上伊那地域振興局は10日、伊那市内で開いた県現地機関の長と市町村長による上伊那地域戦略会議で、県の次期総合5か年計画に盛り込む上伊那地域編のたたき台を示した。自然景観やものづくり産業といった強みをさらに伸ばすとともに、若者の定着促進や滞在交流型観光などに力を入れて地域課題を解決していく内容。若者の地域定着に向けて、首長からは「上伊那を楽しい場所にしていく必要がある」との意見が出た。

来年度を初年とする次期5か年計画では、現行の「しあわせ信州創造プラン」と同様に、各広域圏の目指す方向や必要な方策、数値目標を定めた「地域編」もつくる。振興局によると、たたき台は現行計画をベースに、4月に2度開いた地域懇談会での意見や情勢変化を加味して作成。5本の柱で構成し、10年後のリニア中央新幹線開業を見据えた戦略も組み入れた。

たたき台について、箕輪町の白鳥政徳町長は「地域のいい部分を伸ばそうという意気込みがうかがえる」と一定の評価をした上で、若者の定住促進に向けては「魅力ある地域にすることが大事。楽しい場所を目指していく部分がほしい」と注文。南箕輪村の唐木一直村長もやはり、「楽しい」を創出して若者をひきつけていく必要性を説いた。

10年後を見据え、飯島町の下平洋一町長は「リニア開業に合わせて、地域内に最新の交通システムを構築していくことが重要だ」と強調した。

30日には阿部守一知事を交えて、次期5か年計画に関わる戦略会議を県伊那合同庁舎で開く。その後、戦略会議や団体との懇談を重ねて肉付けや修正を行い、9月に地域編の素案をまとめる考えだ。

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