毎月18日は木工の日 森の座 貸し工房開始

LINEで送る
Pocket

木工房十八番(おはこ)の機械で木材を加工する森の座の西村理事長(右)と講師の唐澤さん。大勢の工房利用を呼び掛けている

NPO法人・森の座(伊那市狐島)は、毎月18日を木工の日に“制定”し、道具や機械がそろう事務所併設の「木工房十八番」を当日有料で使えるようにする「貸し工房」事業を始めた。DIYなど身の回りの物を手作りする風潮の高まりに着目。木工を楽しみたいものの、「道具や場所がなく諦めている人も多い」と推測し、そうした需要に応えることにした。「毎月18日は木に触れ、木工に親しんで」と利用を呼び掛けている。

「十」「八」を組み合わせると「木」になるほか、おはこという言葉が「木箱」を連想させることから18日に設定したという。

角材に四角い穴を開ける角のみ盤、一定の長さに切りそろえる横切り盤といった機械を扱うため、事前の安全講習会(有料)への参加を必須とする。製図から加工、組み立てまでを講師陣が支援。工房で調達できるスギ、ヒノキ材などは全て上伊那産で、西村智幸理事長(42)は「身近な地域材で作れば、作品により愛着が生まれると思う」と期待を込める。

過去に開いた木工教室には女性参加者の姿も目立ち、見た目もおしゃれな木製ごみ箱などを製作。子どもは保護者同伴であれば利用でき、夏休みの木工宿題にも活用してほしいと望む。講師の1人、唐澤幸恵さんは「木と触れ合う時間を一緒に持ちたい」と意気込む。

「十八番」での作業を通じて身近な森林や地域材への関心を高めてもらい、「深く結ばれていた人と森林との関係をつなぎ直したい」との思いもある。「地域の間伐材をふんだんに使って製作し、個々が描く夢をかなえたい」と西村理事長。「いつかは利用者が作った木工品の展示会を開ければ」と夢見ている。

入会金500円で、1回の利用料は会員500円、非会員800円。午前9時から午後9時まで使用できるようにする。

問い合わせ、申し込みは同法人(電話0265・78・1425)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP