2017年05月15日付

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朝の目覚まし時計がなくても起きられる季節になった。初夏の夜明けは早い。カーテンを通して差し込んでくる早朝の日差しが、時計のアラーム音を待つ間でもなく、起きる時刻を知らせてくれる▼5月の日差しは早いだけでなく、強い。よく言われることだけれど、紫外線の量は6~8月の夏本番の時期と並んで多い。油断して無防備でうっかり外に出ていると、すぐに日焼けしてしまう。大型連休中も屋外で過ごしていて、肌がひりひりした人もいたと思う▼紫外線は人が体内でビタミンDをつくるのを助け、生活の中では物を干す日光消毒などで、役立っている。一方で、浴び過ぎると、肌の日焼けやしわ、しみなどのほか、健康への影響が指摘されてもいる。何でもそうだけれど、要は程度の問題ということだろう▼対策は難しくはない。1日のうちで最も日差しが強くなるのは、正午を挟んだ昼の時間。そうした時間帯にはできるだけ外での仕事を少なくし、日陰の場所を有効に使っていく。さらに外出する際には、帽子をかぶったり、衣服で肌を覆う。日焼け止めを使うのも有効策だという▼初夏の風は「薫風」と呼ばれる。若々しい青葉やかぐわしい花。日に日に緑を濃くする木々の間を抜けてくる風は、文字通りにそうした香りを運んでくれる。気候もちょうどいい。きちんと準備さえすれば、年間を通じてこれほど外出に向いた季節はない。

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