棚田に酒米を手植え 中川村大草飯沼

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斜面に広がる棚田で行われた田植え作業=中川村大草飯沼

中川村大草飯沼にある棚田で14日、田植えが行われた。天竜川を見下ろす河岸段丘の斜面に広がる棚田に、同村の酒造会社米澤酒造が醸造する特別純米酒「今錦おたまじゃくし」に使われる酒米「美山錦」の苗が植えられた。

農山村の美しい景観を保全しようと、地元の農家15戸でつくる飯沼農業活性化研究会が2004年から続ける取り組み。この日は会員や酒蔵の関係者、一般住民ら約40人が参加し、棚田11枚、計約50アールに苗を植え付けた。

参加者らは気持ち良く晴れた空の下、手植えも体験。子どもたちは大人から手ほどきを受け、はだしで泥の感触を確かめながら作業に汗を流した。棚田での田植え風景を納めようとアマチュアカメラマンも大勢訪れ、参加者らにレンズを向けていた。

寺平宗人会長は「景観の素晴らしさや取り組みが認められてきているのはありがたいこと。今年は天候が不安定で心配な面もあるが、水管理や除草などにしっかり配慮していい米をつくりたい」と話していた。

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