食物アレルギー持つ児童生徒21人減 岡谷市

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岡谷市内の小中学校で食物アレルギーを持つ児童生徒は154人で、前年度より21人減少したことが、市教育委員会のまとめで分かった。全児童生徒に占める割合は0・41ポイント減の3・93%で、「全体としてはほぼ横ばい」(市教育総務課)としている。市教委は昨年度策定した学校給食における食物アレルギー対応基本方針を4月1日から施行。改めて安全な給食の提供に取り組んでいく方針だ。

市教委が4月1日現在でまとめたところ、食物アレルギーの児童生徒は小学校では前年度比17人減の99人、全児童に占める割合は3・80%だった。中学校では同4人減の55人、全生徒に占める割合は4・20%だった。また、重症のアレルギー反応「アナフィラキシー」を起こす恐れがある児童生徒は小学校で17人、中学校で7人だった。

同課は「昨年度より若干減っているが、学年によって状況が違う。基本的には横ばいの状況」と分析する。その一方で、複数のアレルギーを持つ子どもが増えており、「中身が複雑、多様化している」と指摘。一層慎重な対応が求められているという。

基本方針は文部科学省の指針などに基づいて策定。原因食品の完全除去を基本とし、原因食品の代わりに食べられる食品を使う代替食には対応しない。完全除去か、他の児童生徒と同じ給食とする「二者択一」とした。

同課は「4月から基本方針が施行され、二者択一を原則とした給食提供が始まった。栄養士が配慮した献立で順調にスタートしている。安全性を最優先にしっかり取り組んでいく」としている。

一方、市学校保健会養護教諭部会のまとめによると、食物アレルギーで最も多いのは「果実類」。次いで「種実・木の実」「鶏卵」など。「1人で複数の食品を除去している者もいる」という。

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