湖周ごみ最終処分場 建設阻止期成同盟会発足

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最終処分場建設阻止期成同盟会で「団結がんばろう」とこぶしを突き上げる出席者たち

諏訪、岡谷、下諏訪の3市町でつくる湖周行政事務組合が諏訪市板沢に計画するごみ最終処分場建設で、白紙撤回を求める下流域の辰野町の竜東4区(平出、沢底、赤羽、樋口の各区)が準備してきた「板沢地区最終処分場建設阻止期成同盟会」が17日夜、発足した。地元住民や議員らの会員構成に加え、加島範久町長が顧問に就き、官民の枠を超えて計画撤回を目指す共闘姿勢をより鮮明にした。情報発信や関係機関への要望などを進めながら、町内外へ反対運動の輪を広げていく。

最終処分場を巡る竜東4区の対応は、平出、沢底の両区が昨年秋に白紙撤回を求めて決議すると、今年2月までに赤羽、樋口の両区も同様に決議した。4区はこれまでも町や町議会、県への要望・陳情で協力しており、反対運動の一本化によって訴求効果を高めよう―と期成同盟会の立ち上げを準備してきた。

平出コミュニティセンターで開いた発足会には約30人が参加。期成同盟会を既存の竜東振興会の組織とし、同センターに事務局を置くことを承認した。当面の活動については、地域へのアピールを図る署名やホームページ開設などを行う方針を伝えた。

役員体制は、各区役員および同じく計画撤回を求めている町議会の地元議員ら27人。会長には林龍太郎・平出区長を選出した。同会側の要請を受けた加島町長、岩田清町議会議長が顧問に就いた。

経過や運動趣旨の説明に続いて「板沢から流れ出る水は下流域の水田を潤す生活用水で(中略)、町としても誇り得る財産。竜東地区の総意として、組合に対し計画撤回、計画を進める事前調査・測量に着手しないことを強く求める」とする決議書を全会一致で決議。「団結頑張ろう」とこぶしを突き上げた。

林会長は「期成同盟会の発足で、処分場問題に関する情報の共有や反対運動の『見える化』が図れると期待している。諏訪の皆さんを含め地域に関心を持ってもらうことが大切であり、計画撤回へのアピールに加えて組合側との対話も検討したい」と述べた。

加島町長は「住民の理解が得られていない限り、計画を認めることはできない。町も意を同じくして取り組む」とあいさつした。

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