末広プロジェクト会議 諏訪で初会合

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諏訪地域の住民有志が17日夜、諏訪市のJR上諏訪駅近くの末広のまちづくりを考える「末広プロジェクト会議」を発足し、初会合を区内の丸広デパート内の旧店舗で開いた。まちづくりに関心がある人や地元商店関係者ら20代から年配者まで約25人が参加。市街地の活性化が課題となる中、まちづくりへの思いを出し合った。

議論のきっかけとして、工学院大学名誉教授で都市計画が専門の倉田直道さん(諏訪市出身)が末広再生の私案を提示した。中高生や子育て世代、高齢者ら多世代住民の居場所づくりの必要性を指摘。若者らの起業を手助けするような仕掛けも大事とした。具体的な取り組みとして、活用できる物件の選定や事業主体となる組織づくり、資金計画などを挙げた。

倉田さんは、末広でまちづくりに取り組む良さについて「規模的に成果が見えやすい」ことを挙げ、幹線道路ではないため歩行者中心のまちづくりが可能とした。

参加者からは「まちが素通りするだけになっている。(高校生らが)時間をつぶせる場所がない」「『末広の謎』を発信するだけでも人が来てくれる可能性がある」などの意見が出た。「人手が足りず企画ができない」といった課題も上がった。

末広に住む介護職員の高木瑶介さん(22)は「昭和30~40年代ににぎわっていたことが信じられない。末広で何が発掘できるのか知りたい」と話した。

同会議は、諏訪地域の高校生や支援する大人でつくる団体「ちぇんじすわみーてぃんぐ」が駅周辺市街地のまちづくりを考える活動から派生した。会議の代表で茅野高校教諭の石城正志さんは「地元の人の理解を得て、一つでも二つでも動きが出せれば」。月1回ペースで開き、まちづくりのプランを練る。

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