7年目に一度の大暴れ 飯田お練りまつり開幕

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7年の眠りから覚めて宇天王に突進する東野大獅子=飯田市錦町

7年の眠りから覚めて宇天王に突進する東野大獅子=飯田市錦町

飯田市の大宮諏訪神社で7年目に一度行われる式年大祭に合わせ、同市の中心市街地で民俗芸能が共演する「飯田お練りまつり」が25日開幕した。お練りの年だけ見られる東野大獅子や本町三丁目大名行列など計47団体が参加。南信最大級の祭りとして27日までの3日間、歩行者天国にした路上で獅子舞や和太鼓演奏を華やかに繰り広げる。

大祭は御柱祭に代わり、神が宿ったみこしをまつる式年行事。お練りまつりは慶安5(1652)年、当時の飯田城主が城下町の安泰を祈って始めたとされる。出演団体のうち、東野大獅子は同市東野地区の氏子による保存会で継承。25日早朝からJR飯田駅近くで舞い始めを行った。

保存会員は全長25メートルの屋台を背負った重さ30キロの獅子頭を数十秒間隔で交代しながら起きて大暴れする獅子と、獅子を再び眠りへ導く宇天王の情景を表現した。保存会の平沢忠雄会長(64)は「動きの良い獅子を大勢の人に見てほしい」と呼び掛けた。

出演団体は期間中、沿道の住民や事業所から「所望(しょもう)」と呼ばれる寄付金などを受けて芸能を披露する。24日夜、東野大獅子保存会の会員350人に無料で飲食を振る舞った同市のホテル経営者中田勝己さん(58)は「かなりのお金は必要だが、所望は昔からの伝統。各団体の皆さんが街中をにぎわしてくれればうれしい」と話した。

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