未来の御柱用材育む 東俣国有林でモミ植樹

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御柱用材への成長を願って植樹したモミの苗木を、鹿よけの金網で囲む参加者たち

諏訪大社下社御柱祭の御柱用材を育てる、下諏訪町の御柱の森づくり協議会(佐藤みきお会長)は21日、恒例の植樹祭を同町校外の東俣国有林の観音沢林道沿いで行った。構成団体の御柱用材を育む会、諏訪大社、町などから約100人が参加。100年、200年先の用材として育つよう願いながら、モミの苗木13本を丁寧に手植えした。

同町木遣保存会が「奥山に育て神の木 1000年の杜に 守れ育め 東俣を」と声高らかに木やりを響かせ、全員で心を一つにしてから作業を開始。育む会が棚木場近くの大平苗場で育てているモミの中から、高さ2・5メートルほどに育った苗木を選んで現地へ植樹し、周りを鹿の食害を防ぐ金網で囲んだ。

植樹祭を通して昨年までに植樹した苗木は延べ約200本。佐藤会長は「森の自然と大祭の伝統を守るために、地道でも植樹を継続していくことが大切。毎年の活動は、御柱祭を常に身近に意識付ける大事な機会になっている」。青木悟町長は「昨年の大祭の興奮が冷めやらぬ中で、今年も地道な活動が続いていることに感謝。御柱祭が皆さんの手で守られていることを実感している」と話していた。

植樹祭に引き続き、これまでの植樹箇所を見回り、鹿よけのネットを巻くなど整備に汗を流した。

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