エゴマで縄文体験 豊平小児童が種まき

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育苗用セルトレーにエゴマの種をまく作業の説明を受ける児童

茅野市豊平小学校の4年1組(伊藤如騎教諭、31人)が24日、縄文科学習でエゴマの種まきをした。5000年前の縄文時代からあるというエゴマを通じて、縄文の人々の暮らしに思いをはせる。市農林課によると、縄文科学習でのエゴマ栽培は初めてで、北山小と米沢小の3年生も挑むという。

市は昨年度、転作作物としての可能性を探るため、鹿の食害が少ないエゴマの試験栽培に乗り出した。縄文時代からあった作物で農業体験にもつながるため、農林課が縄文科学習の題材として活用を呼び掛けたところ、小学校3校から申し込みがあった。

豊平小では同課の朝倉正樹係長を講師に作業を進めた。児童たちは、縄文土器にエゴマが付着していたことなどを学び、2人一組で1枚128区画の育苗用セルトレーに土を敷き詰めた後、市が昨年収穫した直径2ミリ程度の種を1区画に3、4粒まき、土をかぶせた。

今後は水やりや間引きをしながら、約1600本の苗を育てて1カ月後にも学校近くの畑に植える。10月ごろには10キロほど収穫できる見込みで、乾燥や選別も行い、調理して食べる計画という。

女子児童は「縄文の人たちと同じ生活ができるのが楽しみ」と笑顔を見せた。伊藤教諭は(25)は「植物を育て、調理する楽しさを感じる中で、調理器具のない時代に縄文の人たちがどうやって調理していたのか、疑問を持ってもらえたら」と期待していた。

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