「苔の森開き」で観察会 白駒池周辺

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白駒池周辺の「苔の森」で苔を観察する参加者

茅野市や南佐久郡佐久穂町、小海町の山小屋などでつくる「北八ケ岳苔の会」は28日、「苔の森開き」を白駒池周辺(標高約2100メートル)で開いた。県内外から約100人が参加し、原生林や苔の貴重な生態系について理解を深めた。

同会は白駒池の生態系を後世に伝える目的で、2010年に周辺の山小屋4軒などで結成。苔の観察会を開き、保全活動の普及に努めている。苔の森開きは今回で6回目。

参加者は同会会員から苔の種類や生態の解説を受けながら白駒池周辺を散策した。夫妻で参加した小山悦子さん(55)=埼玉県東松山市=は「4年前に訪れてから毎年来ています。ここは苔の種類が豊富。苔を見つめたり、触ると癒やされる」と、ルーペで熱心に観察していた。

今年はJRと県、地元観光関係者などによる大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」が7月から10月にかけて展開されるため、例年以上の観光客らの来訪に期待している。昨年10月からは苔の森を案内するガイド養成講座を開き、10数人を育成中。島立正広副会長=茅野市、麦草ヒュッテ=(60)は「ガイドを育て、活動を充実させていきたい」と話した。

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