高校3年生が産業視察 就職先選択の参考に

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設備を見学する高校3年生たち

伊那公共職業安定所や伊那職業安定協会などは29日、就職を希望する高校3年生を対象にした「産業視察」を行った。上伊那地方の8校と松川高校の生徒381人と、担当の教職員71人が参加。13班に分かれて地元企業を訪れ、仕事内容を聞き、生産現場を見学するなどした。

地域の産業に理解を深めて進路決定の参考にしてもらおうと伊那、駒ケ根両商工会議所などと毎年開いている。視察先は製造業、建設業、福祉関係の計26事業所で、各班2社ずつ訪問した。

アルミ電極箔製造の信英蓄電器箔(南箕輪村)では、生徒16人が同社の生産品や製造工程について説明を受け、東京ドーム2・5個分の広大な敷地内にある生産設備や付帯設備を見学した。北原資章社長は「省エネや薬品のリサイクル、ゼロエミッションにも力を入れている」と環境保全への取り組みも紹介し、生徒たちに「上伊那地域には優良な企業がたくさんある。皆さんが地域の担い手として就職してくれればうれしい」と語りかけた。

来春の高校卒業予定者向けの求人票公開は7月1日から。同職安は「求人票の内容だけでなく、きょう見た作業風景や企業担当者の話も参考にして、今後の就職先の選択に役立ててもらえれば」と話していた。

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