諏訪の魅力を水路から プロジェクト立ち上げ

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諏訪市内で行ったプロジェクト立ち上げのミーティング

諏訪湖や湖周辺の河川でカヌーやカヤックが楽しめる環境づくりに取り組もうと、愛好者らが「諏訪湖周水路復活漕ぎあるきプロジェクト」を立ち上げた。街中でカヌー、カヤックが楽しめる魅力的な場所になるよう、県との協力も視野に活動していく。

プロジェクトの代表を務める百瀬篤さん(68)=諏訪市湖岸通り=は諏訪湖周の河川について「特に諏訪市内では、高島城を中心とする水路として日常的に利用されてきた歴史があり、人々と川との結び付きが強かった」と語り、プロジェクトの意義について「時代の流れとともに疎遠になりつつある人と水路の結び付きをカヌー、カヤックを通じて水面から魅力を発信したい」と思いを込めた。

推進メンバーは百瀬代表とカヌー、カヤック仲間の合わせて4人が中心となり、企業や団体の賛同者が参画して10人ほどになっている。街中の小河川でカヌー、カヤックを楽しみつつ、地上からでは拾えないような河川内のごみを水辺から回収し、美化に努める。河川を管理する県に対して航行が困難な場所の改善策を一緒に話し合ったり、諏訪湖や河川のどこかに乗り降りできる基地を設置することなどを提案していく。

県諏訪地域振興局は組織横断的に取り組む課題の一つに「諏訪湖を生かしたまちづくり」を挙げている。カヌー体験会を通じて住民が川に親しむ機会をつくったり、観光やまちづくりの視点から必要な対策などを出し合ってもらったりする考え。同プロジェクトも県に対し、愛好者目線の課題を伝えていくという。

百瀬代表によると、カヌー、カヤックは水深25センチ以上、幅1・5メートル以上であれば航路として活用できるといい、国道20号から諏訪湖に掛けての河川は落差が小さいため比較的安全に漕げるという。「水辺にかかわる人が増えれば、ごみの問題をはじめ諏訪湖に関心を持つ人がもっと増えると思う。そう願いながら活動していきたい」と話している。

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