伊那市街地活性化へ そば屋開業支援

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「そば屋」創業支援を発表した特別委員会の原委員長(中)ら関係者

伊那商工会議所は5月31日、伊那市の多様な食文化を見直し、観光や地域活性化につなげるために設置した「伊那の食プロジェクト特別委員会」の活動計画を発表した。初年度は「そば屋創業カリキュラム」が柱で、そば打ち講習会や創業・経営講座を開き、中心市街地への「そば屋」の開業を支援。「信州そば発祥の地 伊那」を売り出す同市に見合った市街地活性化を先導していく。

そばの振興に取り組む同市だが、観光や仕事で訪れる人たちから「市街地のそば屋が少ない」という声が寄せられる現状があり、プロジェクトの最初のテーマとして「そば」を取り上げた。委員会では開業に前向きの人、関心のある人に中心市街地への出店をサポート。経営ノウハウやそば打ち技術の講習を組み合わせたオリジナルの学習プランを構築し、創業までを応援していく方針だ。原一馬委員長は「リニア時代に向けた地域の集客力創造の一つとして、そのきっかけとして、伊那の食による地域活性化を、そばで盛り上げていきたい」と述べた。

委員会では「そば屋」に焦点を当てた創業カリキュラムを都市部にも告知し、IターンやUターンの促進にもつなげたい考え。プロジェクトを担当する中村和之副会頭は「都会の人が移住を考えるきっかけになれば、中心市街地の空き店舗問題の解決にもつながる」と期待した。

創業カリキュラムには技術習得のための複数回のそば打ち講習と、外部講師によるそば打ちの特別講習を盛り込んだ。経営ノウハウを学ぶための創業塾(全3回)や創業スクール(全5回)も計画。第1弾の創業塾は6月26日開講で、そば屋に限らず飲食店開業のための講座として受講者の募集を始めている。問い合わせは同商議所(電話0265・72・7000)へ。

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