岩波昭彦さん「平成・諏訪大社三題」 諏訪大社で展示

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諏訪大社下社秋宮の参集殿で展示している「下社秋宮 建御柱」

諏訪大社下社秋宮の参集殿で展示している「下社秋宮 建御柱」

諏訪大社は、茅野市出身の日本画家・岩波昭彦さん(49)=千葉県佐倉市=から一昨年寄贈された、日本画の連作「平成・諏訪大社三題」(5部作)を上社本宮、前宮、下社秋宮、春宮に展示している。帰郷した岩波さんは秋宮を訪れ、参集殿に展示された「下社秋宮 建御柱」と再会。「古里に感謝の気持ちで描き奉納させてもらった。描き手にとって皆さまに見てもらうことは、大変光栄でありがたい」と話した。

連作は10年前、「今の諏訪を残したい」という思いがきっかけとなり、行き着いたテーマが「諏訪大社」。以来、神々しい空気を感じながら愛郷心込めて克明に描き続けた5部作。

修復工事前の緑青屋根の銅板ぶきの姿を残す、4曲屏風(びょうぶ)1隻「諏訪大社上社本宮」をはじめ、氏子の力強さと建て御柱の迫力を捉えた額装の「下社秋宮 建御柱」、気品が漂う桧皮(ひわだ)ぶきの屋根を仰ぎながら取材した「下社春宮」、流れる霧が幻想的な雰囲気を醸す「上社前宮」の4作。加えて、諏訪湖を中心に上社と下社を左右に配した6曲屏風1隻「湖国旭日」がある。

北島和孝宮司は寄贈にあらためて感謝した上で、「大作『湖国旭日』は御柱祭の里曳きに合わせて秋宮で展示するので、岩波さんの全作を楽しんでもらえる。鑑賞希望者は各宮の受け付けで申し出てもらえれば、都合のつく限り対応したい」としている。

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