前例ない大乱舞も 辰野のゲンジボタル

LINEで送る
Pocket

上伊那地方の夏祭りのトップを切る、辰野町の「第69回信州辰野ほたる祭り」(10~18日)の開幕が迫り、町は5月30日夜開いた祭り実行委員会総会で、名所・松尾峡のゲンジボタル発生予測を示した。期間中の成虫発生数は延べ20万匹台半ば~後半が見込まれ、過去5年間で最多だった前回の6~7倍と大幅増の数値。「前例のない大乱舞も予想される」とし、祭りの盛り上がりに期待を寄せた。

ゲンジボタルの発生予測値は、松尾峡で4月6日から40日余り実施した夜間の幼虫上陸調査などを基に算出。町のまとめだと、幼虫は2000年以降の調査で最も多く、前年の7倍以上の約5万6000匹を確認した。成虫の発生ピークは、祭り前半の12日から後半にかけてとみている。

町産業振課は、5月まではゲンジボタルの成育に適したほどよい降雨や湿気の多い日が続き、例年以上の好条件で推移している―と説明。「今後は気温30度を超えるなど厳しい天候の日もありそうだが、順調にいけば、期間中に1日4万匹を超える大乱舞も期待できるのでは」とした。

町役場で開いた総会では、10、11、17、18日の土日曜日4日間、伊那富橋・平出―松尾峡を歩行者天国とし、初日に開幕式や各種パレード、終盤17日に町民踊り「たつのピッカリ踊り」を行うなどのイベント計画を承認。大会長の加島範久町長は「例年になく多いゲンジボタルの発生予測に、祭りのにぎわいへの期待が高まる。地元一体で力を合わせて準備していこう」と呼び掛けた。

おすすめ情報

PAGE TOP