諏訪地方 自殺者減、昨年29人

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諏訪地方の昨年1年間の自殺者数は、前年比9人減の29人だったことが国が公開している情報に基づく県諏訪保健福祉事務所健康づくり支援課のまとめで分かった。30人を下回るのは情報公開が始まった2009年以降初めて。それでも同課は「自殺者数の増減よりも自殺まで追い詰められた方がいることに意識を向けたい」とし、今年度も「くらしと健康の相談会」を開催する。

諏訪地域の自殺者は10年に56人に上ったが、その後は増減を重ねながらも減少傾向を示している。自殺の主要因としては失業、倒産、多重債務、家族問題などがあるとされている。

自殺者の年代を諏訪地域、県全体、全国で比較可能な12~16年でみると、諏訪地域は20代未満が4%、20~29歳が12%、30~39歳が10%、40~49歳が18%、50~59歳が16%、60~69歳が17%、70~79歳が12%、80歳以上が11%。39歳までの世代が全体の26%を占めている。同世代の割合は県全体で24%、全国で25%となっており、諏訪地域はわずかながら若い世代の割合が高い。男女比では諏訪、県、国ともに男性の方が2倍以上多い。

県では自殺者の減少を図るため自殺対策強化事業を展開しており、6、9、12、来年3月のいずれも木曜日(12月28日と3月29日を除く)午前10時~午後3時に同相談会を諏訪合同庁舎内の同事務所で行う。弁護士の法律相談と保健師による心の問題を含めた健康相談を実施し、多様な悩みに応えていく。

相談時間は約1時間で予約制。先着順で相談希望日の前週の金曜正午が締め切り。同課は「抱えている課題の解決の糸口になれば」と話している。申し込み、問い合わせは同課(電話0266・57・2927)へ。

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