諏訪地方6市町村 住宅着工2年連続増加

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諏訪地方の新設住宅着工戸数

諏訪地方6市町村の2016年度の新設住宅着工戸数は前年度比13・0%(128戸)増の1113戸となり、2年連続で増加したことが県諏訪建設事務所への取材で分かった。アパートなどの「貸家」が大幅に増えて全体を押し上げたが、注文住宅の「持ち家」や建売住宅を主とする「分譲」はいずれも減少。同事務所建築課は「人口増などの観点から伸びてほしい持ち家、分譲が減少しており、持ち直しているとはいい難い」としている。

持ち家は前年比5・2%減の688戸、分譲は7・1%減の91戸。貸家は132・4%増の330戸、社員寮などの「給与」が4戸となった。持ち家は完成後、分譲は完成後に売買が成立すれば、居住者が長く住む可能性が高く、人口増にもつながる。貸家は注文住宅や建て売り住宅と比べ、居住年数が短い傾向がある。同課は「特に持ち家の動向に注視していきたい」としている。

市・郡別で持ち家が前年比で増えたのは岡谷市で10・4%増の170戸、持ち家の着工数が最も多かったのは茅野市で212戸(9・4%減)だった。貸家は諏訪市で203・4%増の88戸だった。合計では3市とも増加し、諏訪郡で減少した。

全県の着工数は11・3%増の1万2031戸。諏訪地方はこれよりも高い伸び率だったが、全県で増加した持ち家、分譲は諏訪地方では減少している。同課は「関連性について言及はできないが、諏訪地方は御柱年には住宅の新築着工件数が抑えられるという傾向もみられる」と話している。

諏訪地方の過去5年の住宅着工件数の推移では、13年度に消費税増税前の駆け込み購入で大幅増となり、14年度はその反動で大幅に落ち込んだ。

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