諏訪の学校再編基本構想 素案作り始まる

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諏訪市立小中学校の再編などの方向性を考える「未来創造ゆめスクールプラン基本構想検討委員会」(三村昌弘委員長)の会合は5月31日夜、市役所で開き、基本構想の素案作りを始めた。委員それぞれが目指す学校像について話し合い、思いを共有。「小中一貫教育により子どもにとって豊かな学びと望ましい教育環境をどうつくるか」をテーマに小グループに分かれて意見を出し合った。

また、地域住民に小中一貫教育に理解を深めてもらうため6月下旬から7月をめどに4中学校区単位で地域懇談会を開くことを決めた。

前回会合で「小中一貫教育を目指して議論する」との方向性を確認したのを受けて意見交換。小島雅則教育長は、諏訪市の小中一貫教育で目指す一つの形として、義務教育9年間の連続した教育課程で、体験学習を重視した系統的な教育を行う│などと説明。「委員一人ひとりがどんな学校にしたいのか出し合いたい」と述べた。

委員14人が4~5人ずつ3班に分かれ、「学力向上」「人間関係の形成」「連携」などの視点で意見交換。人間関係づくりでは、9年間の学校生活で異年齢の人の関わりを強めることがコミュニケーション向上に役立つとの意見が出た。読書活動の充実を指摘した委員は「年上の子が年下の子に本の読み聞かせをすることで互いの心が成長するのではないか」と述べた。学校を地域の拠点に据え、子どもや若者、高齢者らが土日も含めて集える場所にしたい、との意見が出た。

学習面では諏訪湖や霧ケ峰といった諏訪ならではの素材を使った教育を充実することや中学校教諭が小学校で教えることで学びが深まるといった意見が出た。保育園や幼稚園との連携が必要との声も上がった。

今後、小中一貫教育の基本方針や再編シミュレーション案、新たな通学区の編成、地域連携のあり方などを検討する。9月をめどに基本構想を市教委に報告する方針。

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